【文系の営業はつらいよ】向いてない人に伝えたい3つのアドバイス

「営業向いてない!」辛い毎日を送るあなたへ

こんな悩みはありませんか?

・転職したいけど文系だから営業職しかない
・営業は向いてないから続けることがストレス
・毎月のノルマが達成できなくてチームに迷惑かけてばかり

営業職といえばノルマ。
契約はそう簡単に取れるわけでもなく、会社からはお荷物扱い・・・。
「向いていない」から転職したいけど、それって甘えなのかな?と悩む日々。

「簡単に目標を言うけど、達成できるわけない!」
「ノルマの文字に拒否反応をおこして当然ですよね?」

そもそも自分は、営業に向いているの?
辞めるとしても営業以外の道はあるの?

ここが分かっていないと、次のステップへ動きたくても動けないまま。
このままだと苦しい気持ちを抱えたまま、営業をしなくてはいけません。

モチベーションも下がり、精神的に参ってしまいます。

向き、不向きの違いとは?

そもそも営業の向き、不向きの違いはなんでしょうか。

3つの違い

・人の話を聞くのが好き
・小さな目標を立てるのが上手
・失敗してもコツコツ挑戦し続けられる

この3つ全てが苦手であれば、向いていないのかもしれません。

ですが、営業自体が向いていないのか・今の営業が合っていないのか。
この2つはしっかりと分けて考える必要があります。

会社の方針によって、営業のやり方・社内のサポートなど営業の捉え方は変わってきます。

営業に向いていない人によくある特徴5つ

営業に所属が決まっても「適性なのか」とチェックする機会はありませんよね。

判断するものがない中、
「営業に向いていない」と不安に思うことは精神衛生上よくありません。

項目のうち3つ以上当てはまるようなら厳しいのかもしれません。
適性を分かったうえで判断することが大切です。

生真面目すぎる

営業には多くのルールやマニュアルが存在します。
決まったマニュアルだけに沿って仕事をしていても、人の心は動きません。

融通がきかず、機械的にしか動けないと成果は上がらず、辛くなってしまいます。
成果を出しているのは機転がきき、お客さんを気にかけている人が多いです。

例えば

・できないのであれば、違うアイデアを出す。
・お客さんのために新しい提案をしてみる。
・難しければ先輩に聞いてアイデアをもらう。

そういった気配りができるとお客さんも納得いき、喜んでもらえます。
自然と評価も上がり、成果も出てきますよ。

数字に対してストレスを感じやすい

ひたすら分析をして、数字を追うのも仕事のひとつです。
ほかにも見積書や請求書・売上レポートと、なにかと数字はついてきます。

合計が異なれば合うまで直していかなければなりません。
また、商談中にパパっと計算はできたほうがスムーズですよね。

「数字に関わる」というと、
経理の仕事を思い浮かべがちですが、営業も数字と関わります。
売上を作る部署ですから、しっかり考えないといけません。

数字が極端に弱く、追うことにストレスを感じてしまうと向いていないのかもしれません。

1つのことを引きずってしまう

仕事をしていると失敗・うっかりミスをしてしまうときはあります。

失敗を切り替えられず、
「自分はダメだ」「人より劣っている」と、必要以上にネガティブに。

そんなとき、浮かない顔で商談に行ってしまうと良い印象は与えませんよね。
そして「次も同じ失敗が起こるかもしれない」と不安の連鎖に。

どんなに万全を尽くしていても失敗するときはします。
予防を心がけていても、避けられないときもあります。

失敗を受け止めるのは辛いように感じますが、意外と引きずらないものです。

自分のノルマを優先してしまう

お客さんは「営業のノルマ達成」のために契約をするのではありませんよね。
困っているから・必要だから、契約に至ることができます。

ノルマのことだけ考えて商談をすると焦ってしまいます。
気遣うことを忘れ、「売りつける」方向に。
そうなってしまうとお客さんと良好な関係が気づけず嫌がられてしまいます。

まずはお客さんが何に困っているのか・何を求めているのかを見極めてみてください。
おのずと解決方法がみえてきますよ。

新しい人脈を広げたくない

営業職は困っている・必要としている人の手助けをすることも大切な仕事です。

自分が分からなければ、聞く・依頼をして動いてもらうことも必要です。
関りのない部署にお願いするパターンも少なくありません。

いまある人脈のなかで解決できなければ、広げていかなくてはいけません。
人に会うことが苦手、ストレスだと感じる場合は向いていないのかもしれません。
新しい人脈のなかで仕事が生まれること、実は多いのです。

「向いていない人」こそ聞いてほしい3つのアドバイス

「向いていないなぁ」と思うほど辞めたくなるものです。
しかし、辞めたいと思ってすぐ退職の準備をするのは早まった考えかもしれません。

辞める前にこそ考え直してほしい3つのアドバイスをお伝えしていきます!

3つのアドバイス

①営業を辞めても解放されないこと
②営業は社会見学ができる
③自由に過ごせるのが営業の良さ

営業を辞めても解放されないこと

「営業向いてない」と転職をしても、違う苦しみが待っていることもあります。

注意点

・内勤の仕事に就いたとして待っているのは、一日中デスクに座りっぱなし。
・決まった数人のなかで黙々と仕事をこなす毎日。
・そのなかに苦手な人がいた場合、苦痛な時間を過ごすことに・・・。

なんだか脅すような内容になってしまいましたが、辞めてしまうと戻るほうが大変です。
職種にもよりますが「営業のほうが良かった」と後悔することもあります。

ポイント

・外の空気を吸ったり、社外の人と話すことができる。
・アポまで時間があるときは、カフェで休憩がてら仕事ができる。
・外回りがちょうどいい運動となり、体力温存にも。
・スケジュールも自分で管理するので、予定が組みやすい。

こうして見てみるとメリットも多いといえます。
「向いていない」「辞めたい」と思うときほどメリットは見過ごしがち。
モチベーションが低いときこそ、しっかりと比べてみてくださいね。

営業は社会見学ができる

会社に出向いたり、
担当者とやり取りするだけでも会社の雰囲気はよく分かります。

ときにはオフィスや工場内まで見学することもあります。
営業をしていなければ見ることができない貴重な経験。

また自分の業界以外も関わるので、幅広く知ることもできます。

イメージが変わった業界や初めて知る職種など、さまざま。
いままで気に留めていなかったことに興味をもったり、新しい発見が多くなります。

このように他社の「内部」まで関わることができる職種はレアといえるでしょう。
転職活動では見ることのできない、現場の状況がリアルに分かります。

働きながらほかの業界や社会見学しつつ、新たな道を見つけていくのもアリですよね。

自由に過ごせるのが営業の良さ

営業というとお客さんの都合で動いている職種。
そのため、「自由がない」といったイメージが強いです。

ですが、営業こそ自由気ままにすごせるのです。
少ないようにみえて実は多いんです。

・客先への行き帰り
・アポとアポの間の仕事が入っていない時間
・出張の移動中

アポの時間によっては、いつもより遅く起きてゆっくり準備ができます。
また、直帰をすれば自由時間が増えます。

いっぽう内勤となると、

・上司の目が届くので気を張っている状況
・定時ピッタリ上がりたくても、周囲に気を遣う
・自分ではスケジュール調整ができないので、外出できるのはお昼休みだけ

また、営業の特権であるカフェ休憩もできなくなります。
もちろん度を越えた休憩はいけませんが、息抜きは大切です。
うまく息抜きをすることでメリハリがつき、成果につながっていきます。

これらは「合う」「合わない」があるので、しっかり見極めてみてくださいね。

「文系には営業しかない」は都市伝説?オススメしたい3つの道

それでも・・・やっぱり向いていないなぁ。と思った方へ。

「ただただ商品を売っているだけ」の仕事だから、異業種はムリだと諦めていませんか?
「文系には営業しかない」と思っているかたは少なくありません。

じつは、自覚をしていないだけで営業はオールマイティな職種でもあります。
ひとつずつ見ていくと「営業以外」の仕事が多いなんてことも。

売るのは苦手だけど…「営業企画」

売るのは苦手だけど、やりがいは感じたい!

そんな方にオススメなのが営業企画。
売り上げを伸ばすための企画を考える仕事です。

お客さんへ直接売り込みはしませんが、会社の業績UPにつながる重要な部署。

・自社商品の強み・弱み、マーケットでの立ち位置を分析
・他社商品との差別化やターゲットなど、特徴を把握
・そして、どのような営業活動を行っていくのか考えていく

営業は向いていないけど、スキルアップや達成感を感じたい方におすすめです。

注意点として、営業と兼任している会社もありますので、募集要項はしっかり読み込んでおきましょう。

マーケティングのほとんどが「営業出身者」

営業企画が立てた戦略の実現に向けて、マーケット調査や分析を行うのがマーケティング。
「売るためには何をするか?」を考える重要な部署です。

マーケティングと営業は違いは、やや分かりづらいです。

マーケティング
マーケットを広くリサーチし、商品が売れるための仕組みを作る

営業
主にお客さんを対象とし、焦点をしぼって販売すること

マーケティングと営業は連携していることが多く、「顧客目線」がとても重宝されます。
つまり、営業経験者の意見はとても貴重なんですね。

本音に隠された課題を見つけ、分析していく。
そのためマーケティングは営業出身者が多いのです。

畑違いなんて言わせない!経理でも通用するワケ

経理ときくと「精算の処理をうるさく言ってくる部署」とイメージをもつ人もいるでしょう。
しかし、会社のお金を預かって管理しているので、それは当たり前なんです。
むしろ会社の骨格くらい重要であり、経理がいないと決算できず、社員に給与を払えないのです。

また、営業から経理への転職は、畑違いにみえて、通じる部分があります。
なぜなら利益を意識し、決算資料と関わっているからです。
営業として当たり前にしていたことが、経理では必要となります。

そして、スキルアップも十分可能です。
「経営陣へのアドバイス」といった重要な業務を任されることもあります。
営業では味わうことのできない達成感が得られます。

ノルマにとらわれたくないけど、スキルアップしたい方には適した部署といえるでしょう。
続けていくと、社内で重宝されるだけでなく一生使える武器にもなります。

「さらに自分の力を試してみたい!」
と思った方は、コチラを読んでみてください。

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どうやってキャリアチェンジしたかが分かります

まとめ

・営業に向いていない人によくある特徴5つ
・辞めたって解放されないこともある
・自由きままに過ごせるのって実は営業だけ?
・マーケティングのほとんどが「営業出身者」なワケとは?
・畑違いなんて言わせない!経理でも通用するワケ

日々何気なくこなしている仕事も、ひとつずつ見ていくと立派なキャリアなのです。
他の会社から見たとき「のどから手が出る」ほど欲しい能力かもしれません。

キャリアチェンジを図るときタイミングを逃さないためにもポイントを押さえておくと後悔することはないでしょう。

「正しく自分を評価してもらいたい」
「営業以外にもチャレンジしたい!」

といった方だけ、コチラを読んでみてください。

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